motowakaの備忘録

毎度ご無沙汰いたしております

メモ

現場を知らない人の提言ではあるけれど

日本人よ!秘宝は隠さず、どんどん見せよ:日経ビジネスオンライン 登録必要かもしれないので、読めない人はごめんなさい。 ツイッターのタイムラインで批判が多い記事でした。 日経ビジネス「日本人よ! 秘宝は隠さず、どんどん見せよ 」に抗議する - Toget…

和歌山県立博物館施設の機能強化

和歌山県では、知事の肝いりで「博物館施設の機能強化」ということを言っているようですが、ずいぶん学芸員に対して厳しい内容であるのが気がかりです。 ようこそ知事室へ 知事記者会見 平成25年10月22日 | 和歌山県ホームページ 問題意識は、2つありまして…

「アートのカジュアル化」

今日こそはあちこち行くつもりだったが、持病の群発性頭痛に襲われて、身動き取れず。 勉強も手につかず。 「アートのカジュアル化」ということが、ふっと頭をよぎる。 違和感は間違いなくあるのだ。しかしその立場は圧倒的に劣勢だ。 「そんなものは!」と…

県内さまざまなジャンルの文化人の「県立美術館」への視線

私のHappy Life アート ~ 県立美術館コレクションから ~ - 大分県ホームページ 大分県立美術館の推進局のウェブサイトはけっこういろいろ発信していて、興味深いことが多い。 しかし、この企画は美術館側の主導というより、新聞社側の主導のような気がする…

シンポジウム「進化する美術館」の後日談

「先日のシンポジウムのことで話が聞きたい」というお客様がいる、と受付に呼ばれ…。 http://www.pref.toyama.jp/branches/3042/home/diary201308.htm#aug15「何だろう?クレームかなぁ…?」とおっかなびっくり出て行ってみると。抄録が掲載された昨日の北日…

自問自答

いろいろ“権威的なもの”から感覚を自由に解き放つ楽しさを知ってもらう。 美術館とは、そんなところだと思って仕事しているが、 けっこうな数の人が、むしろ“権威的なもの”を求めてやってくる場でもある。そういう権威志向の強いひとを相手にしないというス…

太閤山ビエンナーレ2013 来場者の意見から

太閤山ランド内の各所で、富山の元気な作家たち50人が意欲あふれる作品を発表した太閤山ビエンナーレは、8月31日で好評のうちに初回の幕を閉じた。作家たちの手づくりによるこの展覧会は、もちろん展示内容も優れていたが、来場者アンケートでは「大変よい」…

ん?これは発表されてたっけ?

富山県立近代美術館移築設計/提案競技で13年度内委託 | 建設通信新聞 消えないうちにメモ 富山県立近代美術館移築設計/提案競技で13年度内委託 【延べ約1万?、事業費50億超】 富山県は、移転新築を計画する県立近代美術館について、2013年度内に公募型プ…

瀧口コレクションについて、今日ある人と話して思ったこと

戦後の日本の現代美術のありように関心を持つ人にとって、ほとんど自明のものである瀧口修造の業績だが、それを門外漢に分かるように紹介する方法は、どのようであるべきなのか。 富山県立近代美術館には、瀧口の書斎に置かれていた内外多くの美術家から贈ら…

twitterのまとめ掲載、やめました

あまり更新がないのもアレかと思い、生存報告的に日々のtwitterのまとめを掲載してましたが、「やっぱ邪魔だなー」と気づきましたので、廃止としました。

「アール・ブリュット」について

米田昌功さんから、滋賀でのアール・ブリュットについての取り組みの資料をもらったので目を通す。 「作品」なのか「作家」なのか。そこにはアートの本質について考える切り口があると思うのだが、丁寧に、慎重に、触れていかなくてはいけないのではないか、…

作品の「よさ」や「美しさ」について小学校の先生方とお話ししていて

平成20年に改定され、平成23年から全面実施されている学習指導要領について、先生方とお話しする機会が近ごろ多い。 小学校学習指導要領解説 図画工作編(PDF) 21 世紀は,新しい知識・情報・技術が政治・経済・文化をはじめ社会のあらゆる領域での活動の基…

建設通信新聞の記事

http://www.kensetsunews.com/?p=15390建設通信新聞の記事。消えないうちにコピペしておく。 富山県/13年度末までに報告書/近代美術館移築で部会 富山県は26日、有識者らで構成する第1回県立近代美術館移転新築部会を富山市の富山県民会館で開く。会合で…

何だったろう?

昔の仕事のフォルダを整理していたら、次のようなテキストファイルが出てきた。 こんなことを自分で書けるわけはないし、どこかで見かけてコピーしたのか、もしメールでもらったとすると・・・? 日本の近代はドブみたいなものですが、自分もまた、そのドブのな…

ウラジオ図録への寄稿の内容(案)

過去二回の経緯 今回の富山からの参加(*1) ずっと中心になっているT夫妻への精一杯のエールを贈りたいんだけど、今回は向こうの作家との共同展で、図録も共通(*2)だそうなので、少し気張った文章が要求されるらしい。 ただ海外展に出品するというだけで…

日記以下の日常メモ

毎日何をしているのか、だんだん自分でも分からなくなってきたので、本当に日記以下のメモを書いてみようかと思います。 朝。また頭痛。このところずっとこんな感じ。熱を測るが相変わらず発熱はない。通勤の運転には若干の危険を感じるが、着いてしまって、…

参考にさせていただいている本のことなど

はてなダイアリーは後から書き足したりするのには大変便利なのですが、とりあえず最初に記事をエントリーするときに、書きかけで置いておくやり方があまりうまくなくて、どうしたものか、早く慣れなくちゃな、と思っているところです。 それはさておき少なく…

富山県の置県と富山師範学校の簡単な沿革

以上の三人は、京都府画学校を卒業した森屋熊夫が富山に来るまでの赴任教師たちです。一見して金沢ゆかりの人たちが多いのが目に付きますが、それもそのはずで、富山県が現在のようなかたちで置県されたのは明治16年(1883)、石川県の一部だったり、紆余曲折…