motowakaの備忘録

毎度ご無沙汰いたしております

2014-01-01から1年間の記事一覧

越中人気質

「越中人は粘り強い」と、よく言われる。 本当にそうだと感じる。だが、少し違う角度から見ると、「粘り強さ」は「頑固さ」「強情さ」と紙一重でもある。 そんなことで、ときどき困ることもある。それでも、ふるさとを離れて久しい越中人にお会いして、ふと…

「コミュニケーションの場」としての美術館

私はあまりコミュニケーションが得意ではありません。 いつも駄目なわけではなくて、「スイッチON」にすればある程度できるけど、長時間持続できないというか。ちょっと頑張ってコミュニケーションすると、反動でしばらく「スイッチOFF」になっちゃいます。…

「これからの美術館は、“社会教育”なんて言ってたらダメなんだよ」?

今日はちょっと頭の痛いことを言ってる人がいたので、それはないなと思ったことを自分なりに整理しておくためにメモ。偉い人曰く「これからの美術館は、“社会教育”なんて言ってたらダメなんだよ。」まあ、おっしゃりたいことは地域の振興とか、そういう面で…

未来予想図(笑)

自分はヤマ師の才能はたぶんないが、地政学的に鉱脈を見つけるセンスはもしかしたら悪くないかもしれないと思う。昔、「越中文学展」が県民会館であった頃、別にそんな話題があったわけではないはずだと思うのだが、何とはなしに「知事公館を文学館にしたら…

啓蒙を二人羽織りする前衛。なるほど、それはしんどいわ

確かに哲学者が議会制と人権(資本主義的な統治)を擁護するようでは知的創造性は望むべくもない。しかし、現代日本の支配原理は近代ではなく植民地的な専制と土俗的な無知のアマルガムであるため、しばしば前衛が啓蒙を二人羽織りしなければならない。 優等…