motowakaの備忘録

毎度ご無沙汰いたしております

2008-01-01から1年間の記事一覧

越中文学展、面白い企画でしたね

県民会館美術館で開催されていた「越中文学展」。本当は貸出している絵画の関係だけの協力のはずでしたが、これでも一応は学芸員。古巣の美術館でもあり、門外漢の分野ではあっても展示にご協力できるところは多少お手伝いをさせていただきました。特に展示…

「日本近代洋画のあけぼの」展(高岡市美術館)

この展覧会こそは今秋、高岡市美術館で開催されると聞いて以来、一人の洋画ファンとして、実際に見るのを楽しみに待っていた企画である。 「日本近代洋画のあけぼの」は、江戸から明治へという時代の激動期に、正面から向き合った画家たちの、いわば魂の遍歴…

K新聞に寄せた原稿ですが、字数の関係でカットした分も含めてこちらに転載しておきます。富山県内でこんなのが見られるのは本当に貴重な機会。10月19日(日)まで。

『黒田清輝日記』に現れる五島健三

WEBで公開されている分ぐらいは早々にやらねばならないと前から思っていたので、ちょっと手をつけてみます。 KURODA MEMORIAL HALL^•“c´‹P“ú‹L こちらのアーカイブからgoogleで「五島」をサイト内検索した結果*1をただメモして、年代順に並べ替えていきま…

縄文土器とダダ、シュルレアリスム・・・?

古くからの友人に埋蔵文化財の修復に携わっている人がいます。 文化財(美術品、工芸品等)の保護、保存修復活動は文化財保存支援機構へ。 縄文土器をアートとして見る事を、修復の立場から発言、行動していて、最近なかなかに活躍中。友人として、とても誇ら…

深遠なる幻視―森弘之の絵画の魅力

《越の凾人(こしのかんじん)》―辞書によれば、「凾人」とは具足師(ヨロイを作る人)のこと、「凾」とは箱(あるいはヨロイ)のことである。画題の絵解きを自らのタブーとしていた森弘之の、不可思議な魅力に充ちた幻想的な画業を代表する《凾人》シリーズ。…

ようやく一息ついたので、太閤山ランドふるさとギャラリーで開催中の「森弘之展」リーフレットのために書いた文章を転載しておきます。 会期は11月24日までです。

と言うより反省記

今日はN先生の個展をようやく拝見したのですけど。 なんと言いましょうか。おかしな言い方ですが、「悔やまれてならない」という気持ちが後から後から。 何かお手伝いをして失敗したというのではなく、何もお手伝いをしなかったことが悔やまれてなりません。…

何だったろう?

昔の仕事のフォルダを整理していたら、次のようなテキストファイルが出てきた。 こんなことを自分で書けるわけはないし、どこかで見かけてコピーしたのか、もしメールでもらったとすると・・・? 日本の近代はドブみたいなものですが、自分もまた、そのドブのな…

清原啓一回顧展終了

清原啓一回顧展は、観覧者数約7000人で無事に終了。 先週・今週と続いていた作品返却作業も明日で完了します。 机の上とか、もうごちゃごちゃになっていて、頭がおかしくなりそうなのですが、すぐに次の展覧会の準備を始めなくてはなりません。森弘之展―越の…

新花鳥画への道程―清原啓一の画業にふれて

はじめに 日本人が描く油絵を「洋画」と呼ぶ慣わしは、本来、少し変なものなのだが、多くの人にとってはどうでもかまわないことなのか、どうも、このまま残っていってしまうもののようである。 今日、いわゆる洋画は、日本画以上に人々から身近に親しまれる…

久しぶりの投稿で恥ずかしいのですが、「清原啓一回顧展」図録に掲載した原稿を掲載しておきます。 7月13日まで富山県立近代美術館にて開催中。