motowakaの備忘録

毎度ご無沙汰いたしております

2008-09-01から1ヶ月間の記事一覧

「日本近代洋画のあけぼの」展(高岡市美術館)

この展覧会こそは今秋、高岡市美術館で開催されると聞いて以来、一人の洋画ファンとして、実際に見るのを楽しみに待っていた企画である。 「日本近代洋画のあけぼの」は、江戸から明治へという時代の激動期に、正面から向き合った画家たちの、いわば魂の遍歴…

K新聞に寄せた原稿ですが、字数の関係でカットした分も含めてこちらに転載しておきます。富山県内でこんなのが見られるのは本当に貴重な機会。10月19日(日)まで。

『黒田清輝日記』に現れる五島健三

WEBで公開されている分ぐらいは早々にやらねばならないと前から思っていたので、ちょっと手をつけてみます。 KURODA MEMORIAL HALL^•“c´‹P“ú‹L こちらのアーカイブからgoogleで「五島」をサイト内検索した結果*1をただメモして、年代順に並べ替えていきま…

縄文土器とダダ、シュルレアリスム・・・?

古くからの友人に埋蔵文化財の修復に携わっている人がいます。 文化財(美術品、工芸品等)の保護、保存修復活動は文化財保存支援機構へ。 縄文土器をアートとして見る事を、修復の立場から発言、行動していて、最近なかなかに活躍中。友人として、とても誇ら…

深遠なる幻視―森弘之の絵画の魅力

《越の凾人(こしのかんじん)》―辞書によれば、「凾人」とは具足師(ヨロイを作る人)のこと、「凾」とは箱(あるいはヨロイ)のことである。画題の絵解きを自らのタブーとしていた森弘之の、不可思議な魅力に充ちた幻想的な画業を代表する《凾人》シリーズ。…

ようやく一息ついたので、太閤山ランドふるさとギャラリーで開催中の「森弘之展」リーフレットのために書いた文章を転載しておきます。 会期は11月24日までです。