motowakaの備忘録

毎度ご無沙汰いたしております

2009-01-01から1年間の記事一覧

「パレット」 高田 誠(1913〜1992)

ひとつの名画が完成するまでに、画家の絵筆は何百、何千回も、画面とパレットの間を往復します。パレットは、いわば画家の分身。そこには巨匠たちの創作の秘密が隠されています。 日展の理事長も務めた高田誠(日本藝術院会員、文化功労者)は、山麓に抱かれ…

お久しぶりすぎてお恥ずかしいです。

北日本新聞 富山市内ミニコミ紙「みら〜れ」4月号(No.130)に掲載された文章です。 「色彩は踊る 巨匠たちのパレットと作品」展は6月28日(日曜)まで開催中です。是非ご覧ください。

「清原啓一回顧展 新花鳥画への道程」―時代を映す装飾性

まさにこの稿を書いているさなかに清原先生の訃報を聞いた。信じがたい思いで胸がいっぱいである。“群鶏の画家”として知られた清原先生は、実に勤勉な画家であった。始終動き回って、描くに苦労の多い鶏を画題として半世紀以上。会場には、生涯の画業から選…

遅くなりましたが、明けましておめでとうございます

昨年末に刊行された『美術年鑑』に掲載した原稿ですが、転載しておきます。今年もあまり満足に更新できないかもしれませんが、何とかやっていきたいと思っています。