motowakaの備忘録

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富山県の「年齢3区分」別人口の推移

統計情報ライブラリー
富山県の統計調査課の発表です。表1が興味深かったのでメモしておきます。
まあ人口がすべてではないのは言うまでもありませんが、突出して目に付いたのは、昭和22年の年少人口(16.9%)、生産年齢人口(20.4%)の増減率急増のような気がしました(*1)。逆に昭和40年(△20.0%)と平成2年(△16.4%)には、年少人口増減率が激減しているのですね(*2)。
老齢人口が増え続けているのはそうだろうと思っていましたが、生産年齢人口が平成2年までは微増傾向を続けていたのは意外でした。

昭和22年ごろは富山の近代美術史でも、県内での活動が活発化して注目される時代ですね。高度成長、バブルも含め、東京の発展(あるいは罹災)ときれいな裏表になっているのは当然と言えば当然ですが、なんだか唸りたくなります。
この統計に明治期がないのが本当に残念です。

*1:疎開人口ということなのでしょうか

*2:高度成長期とバブル期ということなのでしょうか