2007-08-12 追記 富山さんは理屈を言う人ではない だが“理屈を言わない人”は、何も考えずに感じたことだけでやっている、と決め付けてはならないだろう 理屈には整合性が求められるが、 ex)富山さんは、「作品に触れてほしい」ということをよく言う もう一度、話をひっくり返すと富山さんは、木をいとおしんでいるのかもしれない そうだとすれば、富山さんの制作とは、木をいとおしみながら“殺して”いることになる これは矛盾だ。 こうした矛盾にこそ、自然と人間の関係、その中での人間の生の営みの本質があるのではないか